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2023.06.17 / 家づくりコラム
おしゃれな注文住宅を建てるためのポイント!外観と内装はどうすべき?
おしゃれな注文住宅を建てるためのポイント!外観と内装はどうすべき?
注文住宅は、世界にひとつだけのオリジナルな家が実現できるため、おしゃれな家を作りたいと思う方は多いはずです。
おしゃれな住宅にするためには、テイストや素材、カラー、間取り、窓の位置など、重要なポイントがいくつもあります。また、長く生活する場所になるため、見た目だけでなく利便性や機能性も考慮しましょう。
この記事では、おしゃれな注文住宅を建てるためのポイントや、失敗しないための注意点について解説しています。ぜひ最後まで読んで、おしゃれな注文住宅を建てる準備を進めましょう。
〇おしゃれな注文住宅を建てるためのポイント
おしゃれな注文住宅を建てるには、外観と内装のそれぞれで、気をつけるべきポイントが存在します。外観では、コンセプトの明確化や素材、カラー、窓の位置、外構などにこだわる必要があります。内装ではテイストやカラーにくわえ、間取りやキッチン、リビング、階段などに気をつけましょう。それぞれ詳しく解説していきます。
《外観》
外観は、見た人が最初に印象を受ける部分であり、さまざまなポイントを押さえることで、おしゃれな雰囲気を演出できます。外観といっても家の形や外壁の色、素材、窓の位置や形など、さまざまな要素から成り立っています。それぞれがよさを発揮しながら噛み合うことで、おしゃれな雰囲気を作り出せるでしょう。まずは、外観のおしゃれな住宅を建てるポイントについて解説します。
《コンセプト》
おしゃれな住宅を作るためには、コンセプトを明確にする必要があります。なぜなら、コンセプトを決めることで、ブレのない統一感のある家づくりができるためです。外壁の素材やカラーはバリエーションが豊富なため、なにを選べばいいのか迷いやすいものです。しかし、コンセプトが決まっていれば、作りたい家に適した素材やカラーを絞れます。
また、コンセプトが決まっていれば、作りたい住宅のイメージを建築会社に共有でき、希望に沿った家づくりが可能です。統一感のある家づくりができるだけでなく、理想どおりの住宅建設を手助けしてもらいやすくなるため、コンセプトはしっかり決めておきましょう。
《家の形》
おしゃれな住宅を作るためには、家の形も重要です。家の形は、家全体の印象を左右する要素のひとつです。土地の広さや間取りにもよりますが、立方体のような単純な形であればスタイリッシュな印象になり、複雑な形にすれば個性的な印象や高級感を演出できます。
《外壁の色と素材》
外壁の色や素材は、住宅の印象を大きく左右するポイントのひとつです。塗り壁と呼ばれる方法で外壁を塗ることで独自性のあるモダンな雰囲気が作れ、タイルを使用すればラグジュアリーな高級感を演出できます。外壁の色は、ブラックであればシックな高級感のある雰囲気になります。ネイビーはモダンな印象、ベージュは洋風和風どちらにも合う落ち着いた雰囲気が演出できるなど、色合いで住宅の雰囲気は大きく変わります。
《窓の位置と形》
窓の位置や形は、外観の印象を左右するだけでなく、内装の雰囲気にも影響します。大きな窓を設置すれば開放感のある印象が作れ、細長い上げ下げ窓を設置すればおしゃれな雰囲気を演出できます。また、光を多く取り込めるような位置や形にすることで部屋に自然な明るさが生まれ、温かみのある空間が作れます。
《玄関ドア》
玄関は家の顔とも呼ばれており、外観の印象にも影響します。玄関ドアの素材や色合いも大切ですが、位置についても注意する必要があります。人は、3つ同じ形のものが逆三角形の形に並ぶと、人間の顔の形に見えてしまう視覚的特徴があります。こうした視覚認知の特性も考慮し、窓や玄関ドアの位置取りを決めましょう玄関ドアは、デザイン性だけでなく、防犯性にも注意しましょう。オートロック機能付きや、鍵穴2か所の玄関ドアなど、安心できるドア選びも重要です。
《外構・エクステリア》
外構・エクステリアもおしゃれな住宅を建てるためには重要です。住宅の雰囲気にあわせたフェンスやアプローチを施工することで、おしゃれな印象をさらに強めてくれるだけでなく、外からの視線を遮れるなど、防犯上のメリットも存在します。このように、家全体の印象を底上げしてくれるだけでなく、防犯性も高いため、外構・エクステリアはこだわった方がよいでしょう。
《内装》
内装をこだわることで、おしゃれで快適な生活が送れます。こだわりの内装は、愛着がわくだけでなく、どこよりもリラックスできる空間となるでしょう。内装にも、テイストやカラー、間取り、キッチン、リビング、照明、階段など、おしゃれな住宅を作るために重要なポイントがいくつか存在します。それぞれ詳しく解説していきます。
《テイスト》
テイストを決めることは、おしゃれな住宅を作るために重要です。なぜなら、デザインの方向性が統一され、まとまりのある住宅が建設できるからです。モダンやナチュラル、洋風、シンプルなど、テイストにも多くの種類が存在します。モダンは、余計な装飾はなく、無機質な素材や直線的な家具が多い特徴があります。また、和風要素を組み合わせた和モダンなどもあります。ナチュラルは自然素材を多く使い、明るく落ち着いた雰囲気を演出できるなど、テイストごとに強みがあります。デザインテイストを決めることで、揃えるべき家具や装飾品を絞れるメリットもあるでしょう。
《カラー》
おしゃれな家づくりにおいて、色はとても重要です。色は外観や内装、空間、住む人の心理など、多くのものに影響をもたらすからです。
飛び出して見える進出色や、膨らんで見える膨張色など、特徴を上手く活用することで奥行きや立体感を演出します。また、色にはそれぞれ特徴があり、黒は重厚感やモダンな色、白は清潔感がありスッキリとしたイメージ、グレーはシックで洗礼されたイメージを与えます。使用する色は、3色以内にまとめることで統一感のあるデザインに仕上がります。
また、割合は70:25:5が最適といわれており、70が床や壁などのベースカラー、25はカーテンやソファなどのアソートカラー、5がアートや小物などのアクセントカラーとなっています。家づくりにおける色は、空間に奥行きをもたらすだけでなく、住宅そのものの印象に大きく影響します。
《間取り》
おしゃれな住宅を建てるためには、間取りはとても重要です。なぜなら、間取りは家の形に影響し、外観の印象を左右するだけでなく、内装の雰囲気と利便性にも関わるからです。
たとえば、吹き抜けのあるリビングにすることで自然な光が多く差し込み、明るく開放的な印象を演出できます。また、陽当りや風通し、外部からの視線なども間取りに左右されます。
家の形と間取りは密接な関係にあり、生活スタイルや家の形にあわせて、暮らしやすい間取りにする必要があるでしょう。
《キッチン》
おしゃれな住宅作りに、キッチンのデザイン性はとても重要です。キッチンは、来客があったときに人の目に触れることが多い場所ですが、たとえばアイランドキッチンであればインテリアとしても機能し、解放的な空間を作りだせます。
また、キッチンは日ごろから作業するスペースになるため、収納も重要です。大きな引き戸があれば調理器具を使用後に隠しておけます。パントリーを併設すればキッチンに余計なものがなくなり、すっきりとした印象になるでしょう。
このように、キッチンのデザイン性を高めることでインテリア的な役割を与えられ、利便性の観点から収納面もとても重要です。
《リビング》
おしゃれな住宅を作るためには、リビングにもこだわりましょう。なぜなら、リビングは客人や家族が集まる場所だからです。
リビングに大きな窓があれば自然の光が多く差し込み、明るく開放的な雰囲気を演出できます。アート作品や趣味の品を飾ることで、個性的な空間を作ることも可能です。また、リビングは人が多くあつまるため、物が多くなります。収納を充実させることで綺麗な状態を保ち、おしゃれな空間を維持できるでしょう。
《照明》
照明もまた、おしゃれな住宅を建てるためには、重要なポイントになります。なぜなら、照明は屋内を明るくする要素だけでなく、部屋の雰囲気を大きく左右するからです。
照明にもたくさんの種類があり、デザインや色味で部屋の雰囲気が変わります。暖かみのある光を使えば部屋を広く見せる効果があり、おしゃれで柔らかな空間が作れます。また、間接照明を使えば穏やかな深みを出せるだけでなく、リラックス効果も期待できます。
《階段》
おしゃれな住宅にするためには、階段も重要なアイテムのひとつです。階段は移動する道具だけでなく、インテリアとしての役割も果たすためです。
階段の壁をギャラリーウォールとして使えば、おしゃれな空間を演出できます。殺風景な部屋に存在感のある階段を設置すればアクセントになり、スケルトン階段を採用すれば自然な光が差し込み、部屋の雰囲気を大きく変えてくれます。
〇おしゃれな注文住宅で失敗しないためには
注文住宅を建てるなら、おしゃれな家にしたい方は多いと思います。しかし、注意点を知っておかなければ後悔してしまうでしょう。次は、おしゃれな注文住宅を作る際に失敗しないために、注意すべきポイントについて解説します。
◆優先順位を決める
注文住宅を建てる際に失敗しないためには、優先順位を決めることが大切です。
上記でも解説したとおり、おしゃれな住宅を構成する要素はさまざまですが、優れたデザインのものは費用が高い傾向があり、すべて取り入れようとすると予算をオーバーする場合があります。
また、家の購入後に発生する費用は住宅ローン以外に、住宅ローン手数料や固定資産税、不動産取得税、保険料などがあり、これらの支払いも円滑に行わなくてはなりません。
注文住宅と建売住宅の価格差をこちらの記事でまとめました。参考にご覧ください。
◆サンプルを実際に確認する
壁紙やドアの材質は、写真と実物では質感や色合いなどが異なる場合があるため、サンプルを実際に確認しましょう。
色合いは、光の強さや差し込む角度で見え方が変わります。また、素材に関しても写真では平面上でしか確認できないため、実物を確認した時に質感のイメージが異なる場合があります。
住宅が建つ前であれば変更できますが、住宅完成後に変更するにはリフォーム費用が発生します。実物をみることでイメージとの違いを防ぎ、後悔しない住宅づくりができます。
◆統一感を持たせる
おしゃれな注文住宅にするためには、統一感を持たせることが大切です。統一感のない家は目にうるさく映り、おしゃれな印象から遠くなってしまうためです。
住宅のデザインは豊富で、自然素材ですっきりとした印象のナチュラルスタイルや、海外の雰囲気を感じる北欧テイスト、シンプルなデザインのモダンテイストなど、さまざまなデザインが存在します。
これらのデザインから方向性を決めて統一感を出すだけで、おしゃれな印象を演出できます。また、欲しい設備や好きなデザインの家具からテイストを決めて、統一感を出すのもひとつの方法です。
◆利便性や機能性も大切にする
利便性や機能性も大切にしましょう。あくまでも家は生活を送ることがメインであり、暮らしやすい場所である必要があります。
おしゃれさを求めて収納が少ないと、物があふれてごちゃごちゃした状態になり、結果的におしゃれから遠のきます。また、おしゃれさに気を取られ家事動線を考えていないと、暮らしにくい住宅になってしまうでしょう。
たとえば、脱衣所に収納がない場合、バスタオルや就寝用衣類を取りに行く必要があるため、手間がかかります。このように、利便性や機能性も考慮しなければ、暮らしにくくなってしまいます。
◆実績のある業者に依頼する
おしゃれな住宅を建てる際は、実績のある業者に依頼することが重要です。なぜなら、経験が豊富なだけでなく、トラブル時など柔軟に対応してくれるからです。
実績が豊富な業者は、多くの住宅建設に関わっているため、経験や知識が豊富です。実績の少ない業者では対応できないようなむずかしい設計や、工事にも対応してくれる場合もあり、家づくりの幅が広がるでしょう。
また、家づくりは専門性が問われる場合も多く、トラブルもつきものです。実績のある業者に依頼することで経験を活かし、トラブルに対して的確で迅速な対応が期待できます。
このように、実績のある業者に依頼することで、家づくりの幅が広がるだけでなく、トラブルにも柔軟な対応が期待できるでしょう。
〇まとめ〇
おしゃれな注文住宅を建てるためには、外観と内装のどちらも重要なポイントがあります。外観では、コンセプトや外壁の色、素材、窓の位置や形状などがあり、内装では、テイストや間取り、キッチン、リビング、照明などにこだわることで、おしゃれな雰囲気を演出できます。
また、おしゃれな注文住宅を建てる際に失敗しないためには、優先順位を決めることや素材の実物サンプルを確認すること、統一感や利便性の確保、実績のある業者に依頼することが大切です。
とくに、実績のある業者に依頼することで家づくりの幅が広がり、トラブル対応も柔軟に対応してくれるでしょう。
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