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2024.10.24 / 家づくりコラム

モデルハウス見学は見るだけでも大丈夫?聞いておきたいことや流れも解説

モデルハウスの見学は、購入を決めていない段階でも自由に参加できます。
まだ具体的な計画がない方や、営業トークが心配な方であっても「あくまでも見るだけ」で訪問して問題ありません。
しかし、見学の際に知っておきたいポイント質問すべきことをあらかじめ把握しておくと、見学がより有意義なものになるでしょう。
本記事では、モデルハウスの見学について解説します。
見学時に聞いておきたいポイントや、得られるメリットもあわせて紹介します。

 

モデルハウス見学は見るだけでも大丈夫?

 

モデルハウス見学は、購入をまだ決めていない段階でも気軽に参加できるイベントです。多くの方が「見るだけ」で訪問することをためらいますが、実際には購入意思がなくても問題なく見学できます。 住宅展示場やモデルハウスは、訪問者に自社の家づくりの魅力を知ってもらう目的で開催していることが多いです。そのため、多くの方が家の具体的な計画が立っていない段階でモデルハウスを訪れ、理想の住まいのイメージを固めていくのが一般的です。 購入をすぐに考えていない場合でも、モデルハウス見学は歓迎されます。家づくりのアイデアや、住宅設備のトレンドを確認する機会として捉えられるので、積極的に参加したほうがよいでしょう。 また、見学時に営業をかけられることが心配な場合は、あらかじめ「まだ具体的な購入予定はないが、家づくりに興味がある」という旨を伝えると、営業担当者も積極的な提案は控えるケースが多いです。 多くのハウスメーカーは、見学のみの訪問者にも丁寧に対応し、各部屋の広さや標準設備の仕様、オプションの違いなど、家づくりに役立つ具体的な情報を提供してくれるでしょう。

 

モデルハウスの見学で聞いておきたいことは?

 

事前に確認しておくべきポイントを押さえることで、具体的な情報を効率よく得られます。ここでは、モデルハウスの見学中に聞いておきたい6項目をリストアップしました。

 

●標準仕様の確認

モデルハウスを見学することに決めたら、まずハウスメーカーごとの標準仕様を確認することが重要です。標準仕様とは、そのメーカーが基本的に提供する設備やデザインを指します。 多くのモデルハウスは、仕様を決める際の参考になるよう、標準仕様に加えて豊富なオプションがついた状態で建てられていることが多いです。そのため、モデルハウスと同じ仕様で見積もってしまうと、想定よりも高額な建築費用が必要になる可能性が高くなります。 とくに、断熱材や窓の性能など、快適性や省エネ性に直結する部分は詳しく聞いておくべきです。これにより、住宅の性能や長期的な住み心地を予測しやすくなるでしょう。

 

●部屋の広さ・寸法

モデルハウスの部屋の広さや寸法は、自分の生活スタイルに合っているかを確認する重要なポイントです。見た目では広く感じても、実際に使い勝手が悪いこともありますので、メジャーを持参して細かく寸法を測ると良いでしょう。 また、天井の高さや廊下の幅なども確認することで、生活動線をシミュレーションできます。部屋を見て感じた雰囲気と実寸法をよくすり合わせると、実際に間取りを考えるときに役立ちます。

 

●間取りの工夫

間取りの工夫は、家事動線や家族の生活スタイルに大きく影響します。キッチンからリビング、バスルームへのアクセスがスムーズかどうか、また収納スペースの配置など、日常生活を意識した設計がされているか確認しましょう。 各ハウスメーカーの間取りの工夫や特徴を知ることで、自分に合ったデザインを見つけやすくなります。メーカーごとにもこだわりがあるため、なぜこの間取りなのか質問してみるのもよいでしょう。

 

●建材の種類

家の耐久性やデザイン性を左右するのが建材です。外壁や屋根材の耐久性だけでなく、内装に使用される床材や壁材の質感にも注目しましょう。性能数値も確認してみると、さらに参考になります。 とくに、目に見えない部分で使用されている断熱材なども確認しておくと、住宅の長期的な快適さやランニングコストに影響します。同じ木造住宅でも、メーカーによって造り方に違いがあるので、わからないところがあれば積極的に質問しましょう。

 

●ハウスメーカーの強みやこだわり

各ハウスメーカーには、それぞれ独自の強みやこだわりがあります。たとえば、防音性能や耐震性能に力を入れているメーカーもあれば、デザインやエコ性能に注力しているメーカーもあります。 メーカーの強みを理解することで、自分の理想の住まいに近づける選択ができるでしょう。また、メーカー独自の施工技術や素材選びの理由も聞いてみると参考になります。聞いたことはメモを取るなどすると、ハウスメーカー比較の際の参考になります。

 

●保証やアフター体制

住宅は購入後も長期間住むものなので、保証やアフターサービスの内容も確認しておくべきです。一般的に、住宅には構造や防水に対する10年保証が義務付けられていますが、メーカーによってはこれを延長できる場合もあります。 また、定期点検の頻度や、不具合が発生した際の対応についても詳しく確認しておきましょう。メーカーごとの保証内容を比較することは、安心した生活を送るための重要なポイントです。

 

 

 

モデルハウス見学のメリット

 

 

モデルハウス見学は、実際にマイホームを購入する際に役立つ情報が満載です。部屋の間取りを確認できたり、プロのアドバイスを聞いたりできるため、注文住宅に興味がある場合は、ぜひ見学に行っておくとよいでしょう。 ここでは、モデルハウス見学の主なメリットについて詳しく解説します。

 

◆部屋の広さや間取りを確認できる

モデルハウスの最大の魅力は、実際の部屋の広さや間取りを体感できることです。図面やカタログではイメージしにくい部分も、モデルハウスに足を運ぶことで、自分の生活に合った間取りや部屋の広さが直感的に分かります。 たとえば、リビングの広さ、キッチンからダイニングへの動線、寝室の大きさなどを体験することで、家族のライフスタイルに最適な配置やサイズを見極められます。 また、家具を実際に配置するイメージもつきやすく、収納スペースの確保や、将来的な家族構成の変化にも対応できる家づくりが考えやすくなります。子ども部屋が必要な場合、仕事部屋が欲しい場合など、ある程度自分のニーズを固めてから見学会に参加すると、より効率的に情報を得られます。

 

◆住宅の性能を確認できる

モデルハウス見学では、住宅の性能を直接確認できる点も大きなメリットです。耐震性や断熱性、防音性能など、長期的な快適度に関わる部分を実際に見て触れられます。 ハウスメーカーごとに異なる構造技術や使用素材について詳しく知れるため、家の耐久性やメンテナンスコストを考慮した選択が可能です。 とくに、最新の省エネ住宅に興味がある場合、モデルハウスで使用されている技術や設備の性能を確認することで、よりエネルギー効率の高い家づくりに役立ちます。

 

◆最新の設備を体験できる

モデルハウスでは最新の設備を体験できる点も見逃せません。スマートホーム技術や高性能のキッチン・バスなど、トレンドの設備を実際に操作して確認できるため、理想の家に取り入れたいアイデアが得られます。 たとえば、スマートフォンで操作可能な照明や空調システム、最新のエコ家電、収納力に優れたシステムキッチンなど、日々の生活を快適にする設備を自分の目で確かめられるのは、カタログでは得られない貴重な体験です。 建材や設備のトレンドを知るうえで、家を建てることを検討している場合は、見学会に参加してみるとよいでしょう。

 

◆住宅のプロが対応してくれる

モデルハウスでは、住宅のプロが常駐しているため、専門的な知識を持つスタッフから直接アドバイスを受けられます。家づくりに関する質問や不安点について、その場で丁寧に答えてもらえるため、設計や予算、ローンの相談なども含めて、具体的なアドバイスを受けられます。 多くのハウスメーカーでは、見学者の希望やニーズに応じたプラン提案も行っているため、実際に家を建てる際の具体的なイメージをつかめます。仮にイメージが固まっていなくても、こんな風にしたいとプロに伝えるだけで、さまざまな提案をしてくれるでしょう。

 

モデルハウス見学の流れ

ここでは、実際にモデルハウスを見学する際の流れを紹介します。見学準備の参考にしてみてください

 

●見学したいモデルハウスを決める

最初のステップは、見学したいモデルハウスを決めることです。まず、自分や家族のニーズをしっかりと把握することが大切です。 モデルハウスの見学には、一般的に1棟あたり20~30分程度の時間がかかり 、詳しく説明を受けるのであればさらに長めの時間を見積もっておくことがおすすめです。このように、見学にはある程度の時間が必要なため、前もって気になるハウスメーカーを選出しておきましょう。 たとえば、家族構成、生活スタイル、予算、理想の間取りやデザインなどを考慮に入れ、どのハウスメーカーや建築プランが自分たちに最適かを絞り込みます。インターネットでの調査やカタログを取り寄せることで、モデルハウスの概要を把握しやすくなります。 また、モデルハウス展示場では複数のメーカーが集まっていることが多いため、住宅展示場に行くことで、効率よく複数のモデルハウスを見学できるメリットがあります。

 

●モデルハウス見学の予約を入れる

次に、見学したいモデルハウスが決まったら、予約を入れるのが一般的です。とくに、週末や連休など、混雑する時間帯に見学を予定している場合は、事前に予約をしておくことでスムーズな見学が可能になります。 多くのモデルハウスでは、インターネットや電話で簡単に予約ができるため、事前にスケジュールを確認して予約を入れることをおすすめします。 この時点で質問や要望があれば、あらかじめ伝えておくとスムーズでしょう。これにより、担当者が事前に準備をしておいてくれるため、見学時により詳しい情報を得られます。

 

●見学に必要な準備をする

見学の予約を済ませたら、次に必要な準備を整えます。モデルハウスを見学する際に重要なのは、具体的な希望や質問事項を事前にリストアップしておくことです。 確認事項や質問をまとめておいたチェックリストを持参することで、効率よく情報を収集できます。アドバイスなどをメモできるように、ノートやペンを持参するのもよいでしょう。 ハウスメーカーの多くは、自社のパンフレットを配っています。パンフレットを持ち帰って見返せるように、ファイルや大きめのカバンを持参すると便利です。場合によっては、カメラを持ち込んで資料として写真を収めるのもおすすめです。 また、メジャーを持参し、部屋の広さや天井の高さなどを自分で測ることもできます。子ども連れで見学する場合は、キッズスペースの有無や見学時間を考慮して、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。

 

●当日は担当者と見学をする

見学当日、モデルハウスでは担当者と一緒に案内を受けることが一般的です。担当者は家づくりのプロであり、質問や疑問点に丁寧に答えてくれます。 見学中は、事前に用意しておいた質問事項をもとに、各部屋の特徴や設備の詳細、建材の質感などを確認しましょう。とくに、図面では見えにくい収納スペースの広さや、窓の配置による光の入り方などは、実際に現地で確認することで理解が深まります。 また、モデルハウスには最新の設備が導入されていることが多いため、キッチンやバスルームの使い勝手も確認してみましょう。担当者からは、家づくりに関するプロのアドバイスを受けられるため、見学を通じて理想の住まいに近づくヒントが得られます。

 

●見学後に資料をもらう

最後に、見学が終わったら、資料をもらうことも忘れずに行いましょう。見学したモデルハウスの間取り図や仕様書、価格表などを受け取ることで、後からじっくり検討できます。 また、複数のモデルハウスを見学した場合、比較検討するための資料があると便利です。もし、見学したモデルハウスが気に入った場合は、担当者に次のステップについて相談することも可能です。 見積もりや詳細なプランニングについても、その場で依頼できるため、スムーズに家づくりを進められます。 こちらの記事では、マイホーム購入者の年収相場と予算を決めるポイントについて解説しています。《マイホーム購入者の年収相場と予算を決めるポイント》家づくりに興味をお持ちの方は、ぜひあわせてお役立てください。

 

 

 

まとめ

 

モデルハウス見学は、購入を決めていない方でも気軽に参加できる有益な体験の場です。
事前に検討段階を伝えることで、プロからの適切なアドバイスを受けられます。
また、住宅設備や間取り、オプションの確認をしっかり行い、比較するためのメモを取ることが大切です。
見学後には複数のモデルハウスを比較し、自分に合った家づくりのビジョンを具体化していきましょう。
グランレブリーでは、モデルハウスの見学を随時開催しています。
実物のモデルハウスを見学することで、リアルな家作りを体感できるので、イメージが湧きやすいのが魅力です。
また、WEBでの予約制なので、お待ちいただくことなくゆっくり見学いただけます。
見るだけはもちろん、土地探しや予算、プランなどのさまざまな疑問もお気軽にご相談ください。

 

モデルハウスの見学を迷っている方は、ぜひグランレブリーのモデルハウス来場予約フォームよりご予約ください。

 


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