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2024.07.12 / 家づくりコラム

注文住宅の間取りで後悔しないために!決め方を徹底解説

注文住宅の間取りで後悔しないために!決め方を徹底解説

注文住宅の間取りは理想のイメージや家族構成など、さまざまな角度から考えましょう。土地の広さによって必要なものは異なります。こちらでは、注文住宅の間取りの決め方やおすすめのスペースを紹介します。

 注文住宅の間取りは、理想のイメージや家族構成、動線やライフステージなど、さまざまな角度から考える必要があります。

また、土地の広さによっても必要なスペースは異なるため状況に応じて考えましょう。シューズクロークやパントリー、書斎や対面式キッチンなどのスペースは生活の質が上がるためおすすめです。

こちらでは、注文住宅の間取りの決め方や、おすすめのスペースなどを紹介しますので、参考にしてください。

 

注文住宅の間取りの決め方

注文住宅の間取りを決めるうえで重要なのは、自分たちが住宅に求める条件はなにかを、さまざまな角度から明確にすることです。

この条件があいまいなまま設計を進めてしまうと、住宅が完成し、住み始めてから後悔することにもなりかねません。現状の生活で感じている問題点や改善点などをもとに、できるだけイメージを膨らませることが大切です。

また、5年後や10年後、20年後など家族の将来を考えた間取りの設計も重要です。間取りの決め方を順番に確認しましょう。

 

理想のイメージ

間取りは理想のイメージに合わせて決めましょう。インテリアや写真、イラストなどから間取りのイメージを膨らませることで、理想の間取りを考えやすくなります。

リビングの隣にはどのような間取りにするか、収納スペースはどれくらい必要かなど具体的に考える必要があります。理想のイメージが固まったら間取り案として採用しましょう。

注文住宅サービスを行っているお店のホームページやカタログをチェックするとイメージが膨らみます。インターネットやSNSなどで検索もできますが、より具体的にイメージを膨らませたいのであれば、注文住宅の担当者に相談してみてもよいでしょう。

家族構成に合った部屋数と広さ

間取りは家族構成に合わせて決めましょう。家族構成による間取りの目安は以下の通りです。

・ 2人家族:1LDK〜2LDK

・ 3人家族:2LDK〜3LDK

・ 4人家族:3LDK〜4LDK

・ 5人家族:4LDK〜5LDK

現在の暮らしの状況だけでなく、将来の家族の状況を踏まえて間取りを考えましょう。本棚やベッドなどの大きい家具は、家の使い勝手を左右するため、バランスも考慮しながら検討する必要があります。

また、子どもがいる世帯では、子どもの成長とともに必要な部屋の数や使用用途も変わってきます。間取りを決める際は、家族の将来の計画を踏まえたうえで検討しましょう。

動線

注文住宅だからこそできる間取り決めは、動線を考慮して設計することも重要です。家事をするための家事動線や生活で使う生活動線、来客者が使う来客動線など、家の使いやすさだけでなく、衛生面やプライバシーが配慮されるよう工夫し、快適に生活できるように考える必要があります。

たとえば、トイレがキッチンやリビングから近すぎると、音やにおいなどが気になる可能性もあります。全ての動線を考えて作るのは難しいため、暮らすうえでどの動線を優先するべきか考えてみましょう。

日当たりと風通し

間取りは日当たりや風通しを考えて決めましょう。住み始めてから日当たりや風通しが気になったとしても改善は難しいため、事前に検討する必要があります。

窓の数が多くても風通しが気になる場合もあるため、窓の数だけでなく位置も考えましょう。風通しをよくするために、窓を対角になるように配置したり、吹き抜けを作ったりと開放的な間取りにする工夫も大切です。

また、日当たりがよい家づくりをするために、隣接する建物がないかを確認しましょう。敷地のどこに窓を置き、ベランダを作るのかなどを考えて作ると日当たりや風通しも満足いく家となります。

採光と照明計画

間取りは採光と照明を考えて決めましょう。隣接する建物の影を確認すると、家に光が入るかどうかがわかります。窓の大きさや部屋の位置によっても採光は異なるため、立地を確認しましょう。

また、西日が眩しすぎる場合もあるため光の差し加減もあわせてチェックしてください。住んでみてから家のなかが暗いと感じないように、窓の位置や照明で工夫をしましょう。

天窓や高窓で日差しの調整も行えます。間取りを考える際は窓の大きさや角度なども考慮することが重要です。

ライフステージの変化

注文住宅の間取りは、長く住み続けられるよう、ライフステージの変化など先を見据えて決めましょう。

現状だけでなく、5年後や10年後、20年後など長期的な計画を立てることで、子どもの独立や親の介護など、その時の状況に応じた間取りの必要性を考えられます。

たとえば、子どもの独立を考え、子ども部屋はあえて小さく作るとよいでしょう。子ども部屋を大きく作った場合、独立後は使わない部屋となってしまう可能性があります。

子ども部屋を大きくしない代わりに、スタディールーム兼書斎を作ってもよいでしょう。書斎を作っていれば、子どもが独立した後も使えます。

 

坪数別|間取りを決める際のコツ

坪数によって間取りの作り方は変わります。それぞれの広さに応じて、暮らしやすくなるよう間取りの工夫をしましょう。坪数別に間取りを決めるコツを紹介します。

30坪台

30坪台の間取りは、部屋数や広さが平均的でライフスタイルに応じて選べます。アイデア次第でより住みやすくなる広さなので特に工夫しましょう。たとえば、子育て世帯であれば広めのLDKにプライベートスペースを組み込むと、子どもを確認しながら家事ができます。

また、在宅ワーク・リモートワークが多い場合は仕事に集中できるように、書斎を設けてもよいでしょう。書斎や個人部屋などがあればプライベートな環境も保たれます。

さらに、シューズクロークや物干しスペース、ファミリーライブラリーなどの設置は、住みやすさが期待できます。30坪台の場合、家族構成やライフステージに合わせて間取りは工夫をしましょう。

40坪台

40坪台の間取りは、余裕を持った広さで開放的な理想のライフスタイルを叶えられます。広いため自由度が高いですが、その分間取りを決める難易度も上がります。

広い面積を活かすために、大きめの収納を設置するとよいでしょう。シューズクロークやパントリーなどの収納アイデアは40坪台の広めの間取りに適しています。

大きな収納を1箇所に作るのではなく、適切な場所にバランスよく配置すると暮らしやすくなります。家事の時短や生活のしやすさなどを考えて、収納アイデアを考えてみましょう。

50坪台

50坪台の間取りは、二世帯住宅も行えるほど十分な広さがあり、選択の幅も広がりますが広さにあわせて動線も長くなるため、建築費用も高くなる可能性があります。

広い住宅の場合、動線を考慮した間取りの採用が重要です。移動距離が長くなるため、効率を重視したい家事などがかかわる動線を配慮した間取りが大切です。

また、広い間取りは、場所によっては家全体に光が行き届きにくい場合もあるため、日当たりのよい土地を探すことも重要です。

 

注文住宅におすすめの間取り

注文住宅の間取りは、アイデア次第でより生活を豊かにする工夫ができます。家族構成や趣味により向き不向きはありますが、よりよい暮らしになるように自分たちの生活にあわせた工夫をしてみましょう。

シューズクローク

玄関は来客者の目に留まる場所のため、常に綺麗に整頓できるようシューズクロークの配置がおすすめです。

シューズの収納場所としてだけではなく、掃除用具やスポーツ道具、クロークのサイズ次第では、ベビーカーやキャンプグッズなど、さまざまなものの収納スペースとして利用でします。十分なスペースが確保できるようであれば、クローク内にハンガーパイプを取り付けることで、コートの収納も可能になります。

玄関をきれいに見せられるだけでなく、さまざまな用途で利用できるシューズクロークは配置したい間取りのひとつです。

パントリー

注文住宅にパントリーはおすすめです。パントリーは食器や食品を収納できるスペースです。乾物や缶詰などは長期間保存できるため、自然災害にも備えられます。パントリーは日常で使うものと備蓄用のもののどちらも保管できるため重宝します。

ただし、パントリーのスペースを設けすぎると、電子レンジや食洗機などキッチンに必要な家電スペースが減ってしまいますので注意をしてください。配置を考えて、適切な大きさを考えましょう。

書斎コーナー

書斎の設置もおすすめです。書斎は、読書やリモートワーク、勉強などに活用できるスペースです。

プライベートな時間を設けられる書斎スペースを、リビングの一角や個室型など理想に合った場所に設置しましょう。リモートワークを行いながら家事を行いたい場合は、キッチン付近に書斎を作るとよいでしょう。

書斎を設置すると、オンオフの切り替えや資料の保管なども行えます。以上のように利用目的がある場合は、書斎の設置を検討しましょう。

対面式キッチン

対面式キッチンは、コミュニケーションを取りながら家事が行えるため、家族との時間と家事を両立できる間取りです。

子育て世代におすすめの作りで、家事をしながら子どもの様子を確認できます。さらに、対面キッチンはリビングとつながっているため動線も短く、後片付けの手間も省けます。

また、対面キッチンは手元が見えないため、来客時にもスマートに対応ができるでしょう。料理もすぐに出せるため、家事の時短にもつながります。

こちらの記事では、子育てに適した間取りを紹介しています。失敗例と対策も取りあげているため、ぜひあわせてご覧ください。

 

まとめ

注文住宅の間取りについて紹介しました。間取りは、イメージや家族構成、動線やライフステージなどさまざまな角度から検討し、組み合わせて決めましょう。

また、間取りの広さに応じて、必要なスペースを設けると暮らしやすさが上がります。シューズクロークやパントリー、書斎、対面式キッチンはより暮らしやすくなるスペースとして検討してみましょう。

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