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2024.04.26 / 家づくりコラム

注文住宅で家の外観をおしゃれにしたい!外観の決め方は?

注文住宅を建てる時、なるべく外観をおしゃれにしたいと考えますよね。注文住宅の外観で人気のデザインにはどんなものがあるのか、何に気をつければおしゃれな外観になるのか、外観デザインを決めるために何をしたらよいのかをまとめました。

 

外観はその家の顔ともなる存在です。第一印象は外観で決まると言っても過言ではありません。しかし、そんな外観デザインにこだわりたいとは思っても、どのように考えればおしゃれに仕上がるのか、悩んでしまうという方もいらっしゃるでしょう。

本記事では、注文住宅の外観に選ばれる人気のデザインから、おしゃれな外観の特徴などについてご紹介します。おしゃれな注文住宅を建てたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

外観デザインの種類

注文住宅の外観で人気なのは、モダン、シンプルモダン、和モダン、洋モダン、アメリカン、南欧風(プロバンス)の6種のデザインです。それぞれの特徴について、ひとつずつ解説します。

 

モダン

モダンとは「現代的」という意味です。全体的にシンプルで無駄な装飾がないデザインが特徴的です。カラーは白や黒、グレーなどモノトーンが多く選ばれ、シックな印象である傾向が強く、1色に絞られているものも少なくありません。

片屋根で直線を強調したり、差し色を入れたり、特徴的なデザインの窓を配置したりと、ポイントを絞って工夫することで個性を演出できるところが魅力でもあります。

 

シンプルモダン

シンプルモダンは、モダンに比べてもっと要素を省いたデザインが特徴です。装飾など余計なものは思い切って排除し、凹凸も少なく直線的なラインを強調することで、よりスタイリッシュな印象を与えます。モノトーンで統一することも一般的ですが、周囲の環境と馴染みやすいナチュラルカラーやアースカラーを選ぶ方も多いようです。流行に左右されづらい普遍的なデザインなので、長く建っていても飽きがこないのが魅力です。形がシンプルである分、施工にも手間がかかりにくいため、建築コストが抑えやすいというメリットもあり、人気の高いデザインです。

 

和モダン

「和モダン」とは、その名のとおり、和の要素とモダンの要素を掛け合わせたデザインです。黒や濃紺、深緑など、和を感じさせる濃いカラーや素材、日本家屋の雰囲気に現代的な建築様式を取り入れることによって、スタイリッシュで落ち着いた雰囲気を出せます。

たとえば、日本瓦や格子戸、木材や畳を象徴的に使いながら、建物自体は直線的なシルエットで仕上げると、ほどよく落ち着いた和モダンの良さが引き立ちます。木材を思わせるブラウンや、庭石のようなグレーを外壁の色に採用することが多くありますが、近年は黒を基調にした外観も人気です

 

洋モダン

海外の物語にでてくるような、三角屋根にタイルやレンガをあしらった可愛らしい雰囲気のデザインを「洋風」とし、そこにモダンのテイストを盛り込んだものが「洋モダン」です。

たとえば、外壁は落ち着いた色のレンガ調、屋根の勾配は少し急に、随所にアクセントとなるタイルをあしらいつつ、窓の形や家自体の形状はシンプルな直線で構成する、というようなデザインです。シンプルな形を基本にしつつ、随所にアーチやカラフルな素材、アクセントとなる装飾を散りばめるなど、バランスを見ながらデザインすると、より洋モダンの良さが引き立ちます。

 

アメリカン

ログハウスのような三角形の屋根や、板を重ねたような見た目の外壁など、北米の田舎を想起させるような、カントリーなデザインを「アメリカン」と呼びます。パステルカラーを含む、明るいトーンの外観にスレート屋根、というのがデザインとしては主流です。屋根の付いたベランダや玄関ポーチなども有名な特徴で、一面芝生の庭や大きなシンボルツリー、イルミネーション装飾などが似合います。また、アメリカンの中でも、屋根の形や色使いの違いから、アーリーアメリカンスタイル、カリフォルニアスタイル、ニューヨークスタイルなど、細分化されています。より好みのものを探してみましょう。

 

南欧(プロバンス)風

南欧風(プロバンス)は、ギリシャやイタリア、スペインなどの南欧地方の建物にインスパイアされたスタイルを指します。南欧は夏の日差しが強いという共通した気候の特徴があるので、外壁は日光を集めにくいホワイトやアイボリー、ベージュなどの明るい色が選ばれ、またレンガを用いることも多いようです。

基本的に屋根はS型の半円状で、凸凹が可愛らしいスパニッシュ瓦を使用します。粘土を素焼きするスパニッシュ瓦は、オレンジやブラウンといった特徴的な色味で、白い壁と組み合わせると、さわやかで涼しげな印象を与えるデザインになります。

 

 

 

注文住宅のおしゃれな外観の特徴

せっかくの注文住宅です。できるだけ外観はおしゃれにしたいと考える方は少なくありません。では、どんな外観ならおしゃれに仕上がるのでしょうか。ここでは、どんな外観が人におしゃれな印象を与えるのか、その3つの特徴をご紹介します。

 

全体のバランスがよい

美しさ、おしゃれさとは「調和」に表れます。ちぐはぐでない、ポリシーがある、バランスが良いものに人はおしゃれさを感じるのです。これを家の外観にあてはめた場合、テイスト、形状、配色が鍵となります。色は少なく、1~2色がベースとなっており、屋根や建物全体の形状とテイストが程よくマッチしていると、まとまりが生まれます。可愛らしさが強調された三角屋根なのに、全体の形はシュッとしたモダンテイスト、豪華な装飾の門と、パステルカラーの壁、といったように要素がちぐはぐだと調和が取れているとは言い難いデザインになってしまいます。まずは好きなテイストを主軸にして、窓の形や扉の装飾はそこにマッチしているか、カラーは思い切って絞る、などに気をつけて配置すれば、自然と統一感が生まれ、全体のバランスが整い、道ゆく人に「おしゃれだな」と思ってもらえる家になるでしょう。

 

見飽きないデザインをしている

家のデザインにも流行り廃りがあります。その時の流行の色や形を取り入れるのも、おしゃれな家に仕上がりますが、トレンドの要素をすべてに盛り込んでしまうと、次の流行が訪れた時にはもう「一昔前のデザイン」になってしまいます。

家は一度建てたら、20年、30年と長く付き合うものです。なるべく流行に左右されづらいシンプルさを意識すると、飽きが来ません。見飽きないデザインの家は、経年劣化も味となってさらに魅力を増してくれるでしょう。

 

照明や植栽を上手く取り入れている

おしゃれな家を作る要素は、建物そのものだけではありません。敷地全体、照明や植栽、外構も組み合わせて「おしゃれさ」を演出することが大切です.植栽は季節の移り変わりを意識しつつ、手入れしやすくスタイリッシュに配置し、照明と組み合わせて夜の雰囲気を盛り上げてあげられるようなデザインを考えるとよいでしょう。玄関周辺やアプローチ部分を植栽で仕上げる、玄関回りや外壁の一部に、夜は照明を当てるようにするなど、昼と夜で外観の表情を使い分けられるようにするのも、より高級感が演出できておすすめです。

 

注文住宅の外観で決めること

注文住宅の外観を決める際に必要な項目を5つご紹介します。最低限これを押さえておくと、理想のデザインをスムーズに形にできるでしょう。

 

 

 

コンセプトを決める

冒頭にご紹介した人気の外観デザインのテイストを参考に、家全体のコンセプトを決めましょう。コンセプト自体をしっかりと定めておけば、目指すものが明確に見えてきますので、今後の工程がスムーズに進みます。

途中で迷うことがあれば、最初に決めたコンセプトに立ち返って考えることをおすすめします。そんなに難しく細かく決める必要はありません。「大体こんなテイストを基本に」くらいで大丈夫です。もしくはもっとおおまかに「かっこいい家」や「かわいい家」などでもOKです。「好きな感じ」のイメージをしっかりと持っておいてください。

 

外壁の素材と色

デザインテイストと色は密接な関係にあります。テイストに合わない色を選んでしまうと、急にイメージが崩れてしまう要因となります。外壁に使う色は多くても2色が無難です。まずは大部分に使うコンセプトカラー、必要に応じて差し色にしたりするサブカラーを決めておきましょう。カラーを決める際、サンプルはなるべく昼間、晴れた日に家の外で見ることをおすすめします。蛍光灯の下と太陽光の下では、色の印象はかなり変わります。外壁は常に外にあるものです。なるべくありのままの色がわかる環境で選ぶようにしてください。

また、色というものは、面積が大きくなるほど明るく見える傾向にあります。外壁と同じサイズ、とはいきませんが、できる限り大きなカラーサンプルを太陽光に当たるように野外の壁などに立てかけて見るようにしましょう。次に素材です。色同様、外壁素材は建物のイメージに大きく関わります。実に多彩な素材がありますが、先に決めたカラーも、素材によってかなりイメージが変わります。価格なども鑑みつつ、サンプルをよく見て選ぶようにしてください。

 

屋根の形状

次は屋根の形状です。屋根もまた、外壁と同様かそれ以上に家の印象を左右しやすい要素です。

屋根材にもさまざまな種類があり、形と組み合わせるとかなり印象が変化します。外壁と同じように、サンプルで確認しながら選んでください。屋根の形と勾配によって、可愛い印象になったり、スタイリッシュになったりと建物のシルエットは大きく変化します。最初に決めたコンセプトに立ち返って、相性のよい形状を検討してイメージに合うものを見つけましょう。

 

窓の形と配置

窓の大きさと数、配置も重要です。掃除や換気に便利な引き違い窓は、生活のための機能としてぜひ取り入れていきたいところですが、縦長のスリット窓や、FIX窓などを効果的に配置して、おしゃれ度を上げることも忘れずにやっておきたいものです。また、大きく背の高い窓は、開放感も生まれ、家の中を明るくしてくれる憧れの存在ですが、配置によっては防犯面で問題が出るケースもあります。大小の窓、幅の違う窓を駆使して、納得のいくスタイルと生活面での便利さの両立を目指してください。

 

外構

門扉やフェンスなど、玄関より外の敷地デザインを外構と呼びます。ここのデザインも家全体の印象にかなり大きく関わってきます。建物にばかり目が行っていて、外構のことをすっかり忘れていたという方も少なくありません。引っ越しが済んでから外構工事をする方も多いですが、デザインや配置などは建物とセットで、調和が取れるようなものを考えておきましょう。家と外構がお互いを高め合い引き立て合うような絶妙なものを考えたいですね。

 

外観を決める際のポイント

外観デザインを決める際、外したくないポイントを3つご紹介します。

 

採用する色を絞る

カラフルで素敵な建物もありますが、それを成立させるにはかなりのセンスが必要です。毎日帰る、ずっと住む家の外観ならあまりたくさんの色は使わないのが無難です。なみなみならぬこだわりがある、という場合は、例外となりますが、先述した通り、外観に使うカラーは基本的に、コンセプトカラーとサブカラーの2色まで、どうしてもという場合にもう1色アクセントカラーを追加して合計3色までにしておきましょう。

 

機能性やコストも大切にする

長く付き合うマイホームです。住み続けるということを考えると、自然とランニングコストについても気になってきます。どのくらいメンテナンスが必要なのか、どれくらい持つ素材なのか、費用は都度どれくらいかかるのかについてもしっかり確認しておく必要があります。理想を詰め込んだ家でも、すぐに外壁が苔むしてしまったり、あせてしまったり、素材がもろく年に何度も業者を呼ばなければならなかったりすると、それだけ費用がかさんでしまいます。素材の特性や費用相場も考えて検討してください。

 

周囲の街並みを考慮する

街の雰囲気や近隣の家との調和も大切です。自分の好みだけで派手な色を使い過ぎてしまったり、どこから見ても目立ってしまうような奇抜な外構の家にするのは避けるようにしましょう。大切な家が、近隣住民とのトラブルのもとになってしまっては大変残念ですし、何より周囲とうまくいかなくなってしまうと、その家に住みにくくなってしまいます。条例で色や高さの規定がある街もありますので、思い切った外観にしたい場合は、ぜひ事前に確認をしてください。

 

まとめ

憧れの注文住宅です。ぜひ外観もおしゃれにして、ずっと住み続けたい自慢の家にしたいですね。ここでご紹介したいくつかのポイントを押さえれば、きっと誰よりおしゃれな家に仕上がります。この記事がそんな家づくりのご参考になれば幸いです。グランレブリーは、あなただけの理想の暮らしを価格以上の高い品質で叶えるハウスメーカーです。外観に限らず、建物内部から外構まで、優れた性能と自由度、そして高いデザイン性をお約束いたします。

誰よりおしゃれな注文住宅を建てたいとお考え方は、ぜひグランレブリーにご相談ください。


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