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2023.10.13 / 家づくりコラム

注文住宅の玄関で失敗しないためのポイントとおしゃれにするコツ

注文住宅を建てるときにこだわりたい玄関は、家族人数、来客の多さ、目的に合わせたプランニングをすることで、居心地のよい空間になります。デザインや広さ、間取りなど、注文住宅を建てる前にチェックしておくべきポイントを紹介します。

 

 

玄関は毎日使う場所だからこそ、気持ちよく使える場所にしたいと考える方は多いのではないでしょうか。注文住宅を建てるときは、玄関のデザインや広さ、間取りなどにこだわりたいものです|´)

家族人数、来客の多さ、目的に合わせたプランニングをすることで、その住宅ならではのスペースが生まれます。みなさんの住まいが素敵な空間となるよう、注文住宅を建てる前にチェックしておくべきポイントを紹介します★

 

■住まいにおける玄関の役割

玄関は住まいに訪れる際、最初に必ず通る場所です。家族だけでなく、友人や親戚、配達員など、さまざまな人が出入りします(´⌒`。)

また、人々を歓迎する場所としての役割を果たすほか、玄関は建物を引き立てるのにも有効です。清潔感のある整理整頓された玄関は、建物全体の印象をよくします。デザインや装飾を施すことで、建物全体の雰囲気もガラリと変わるでしょう(,,-ω-,,)و

さらに、住宅の外と中を仕切る役割を担い、外からの風や雪、虫を遮断するほか、建物内部を快適に保つ機能もあるのです。このことからも玄関は、機能性、デザイン性、安全性など、さまざまな役割を果たす重要な場所といえます☆

 

▼注文住宅の玄関の種類

注文住宅のドアは、主に片開きドア、両開きドア、親子ドア、片袖ドア、両袖ドアの5種類があります。建物のデザインやセキュリティにも影響を与えるため、慎重に選びましょう。ここでは、それぞれのドアの特徴を紹介します(*••*)و

 

片開きドア

片開きドアとは、内側もしくは外側に向かって開き、反対方面には開かない一枚扉のタイプのことです。室内のドアや建物の外部ドアなどに使われ、もっともオーソドックスなタイプといえます★

 

両開きドア

両開きドアとは、中央2つに分かれ、どちらのドアも開閉できる2枚扉のタイプのことです。横幅が広いため、大きな家具や荷物の搬入が容易にできます。広々とした空間を演出でき、玄関がより豪華な印象になります♪

親子ドア

親子ドアとは、大きめのドアと横に取り付けられた小さなサイズから成り立つ、2枚扉のタイプのことです。主要なドアは通常の出入り口として、小さなドアは風通しやペットの出入り口など、サブとしての使い道があります☆

大勢の人も使用できるので、大家族や来客者に向けてなど、あらゆる場面で対応できるのがポイントです。小さい方のドアをすりガラスに変え、光を取り入れると、玄関がより明るくなります★

 

片袖ドア

片袖ドアとは、片開きドアの左右どちらかに「袖」と呼ばれる硝子が入っているドアのことです。外部から光を取り入れ、玄関を明るくします( *´ω`* )

一見すると親子ドアにも似ていますが、袖は固定されているため、開閉できません。インテリアの一部として、視覚的に楽しめるのも特徴です。プライバシーが気になる方は、防犯硝子を検討してみてください♪

 

両袖ドア

両袖ドアとは、ドアの両サイドに袖が入っているドアのことです。片袖ドアとの違いは、袖が両サイドもしくは片方についているかです☆

引き戸にも両袖タイプを採用でき、汎用性に優れているといえます。デザインに差別化を図りたい方には、格子やポスト口をつけるのがおすすめです★

 

 

▼注文住宅の玄関を配置する方角

玄関の方角は、建物の設計、景観、日照など、あらゆる点を踏まえて慎重に決めるとよいでしょう。各方角の特徴とメリット・デメリットを紹介します٩)و

 

北玄関

北向きは日当たりに優れず、季節によっては薄暗く、肌寒く感じてしまうこともあるでしょう。一方で、夏は強い日差しから玄関を守り、建物内が過度に暑くなることを防ぎ、ドアも劣化しにくくなります♪

北向きに玄関を配置することで、リビングを日当たりのいい東側や南側に設けることも可能です。玄関の薄暗さが気になる場合は、高い位置に窓を設けることで、やわらかい光を取り入れられます★

 

東玄関

東向きは朝日が入り込むため、1日を気持ちよく始められます。そのため、朝から活動する方には適した方角といえるでしょう。風水でも東玄関はよいとされています(,,•ω•,,)

ただし、朝日が眩しいと感じることも珍しくなく、直射日光を避けるための対策を考えなければなりません。また、午後からは日差しが差し込むことは少なく、暗くなりがちです|´-`)

 

南玄関

南向きは日当たりがよく、明るく暖かい玄関にしたい方には最適です。風水でもよいとされており、とても人気があります٩(*´`*)۶

日当たりがよい分、ドアが劣化してしまう可能性もあり、場合によっては直射日光対策が必要になることもあるでしょう。さらに、南側に玄関を配置することで、リビングを南側に設けるのは難しいのがデメリットです( ³ω³)

 

西玄関

西向きは、夕方から夜にかけての日差しを最大限に利用できます。あまりリビングとしては活用しにくい西側を玄関として活用できるため、建物全体を無駄なく配置できるのがポイントです★

西日をブロックしながら、部屋に日光を取り入れられるのは、西玄関ならではの魅力といえます。しかし、玄関には西日が当たるので、ドアの劣化には注意が必要です・・・

西日対策として、ひさしやサンシェードをつける、もしくはシンボルツリーでおしゃれに遮光するなどが挙げられます♪

 

 

▼玄関の間取りで失敗しないためのポイント

玄関を居心地のよい空間にすべく、広さや収納にもこだわる必要があります。玄関の間取りで失敗しないためにも、ポイントを押さえておきましょう(´∀`)_尸゛

 

玄関の広さ

土間の広さは、最低1畳あるとよいでしょう。玄関が狭いと複数人が同時に靴を脱げず、誰かが待たなければならない状況になりかねません・・・

とくに小さなお子さんのいる家族だと、友達やママ友を呼んだり、学校の先生と話したり、玄関を使う場面に多く出会います。そのため、2人ほど並べるスペースがあると、比較的快適に過ごせるでしょう♪

収納に入りきらなくなった靴やおもちゃを置くことも考慮すると、やはり十分なスペースがあるに越したことはありません!

 

靴の収納

玄関の大部分が靴の収納となることもあります。通勤通学、冠婚葬祭、運動、おでかけ、季節用など、意外ともっている靴の数は多くなるものですΣ(゜ω゜ノ)ノ

ライフスタイルや個人差はありますが、ひとりあたり5〜8足は所有していると考えられます。小さなお子さんがいる家庭も、大人になるにつれ靴が増えることを考慮し、十分な収納スペースを確保する必要があります♪

なるべく棚の高さを調整できる収納を選ぶなど、スペースを最大限に活用できる工夫をしましょう★

 

靴以外の収納

靴以外の収納として、季節や天候に応じて必要な帽子や手袋、傘などが挙げられます。日常的に取り出すことはないものの、必要不可欠なアイテムなので、ラックや収納ボックスがあると便利でしょう♪

アウトドア好きの家庭では、スポーツ用品やBBQ用品などを玄関に置くこともあります。その場合は、すぐに取り出せる土間収納を検討してみてください。雨に当たることなく、すぐに取り出せるのでおすすめです(*••*)و

 

 

▼玄関をおしゃれにするコツ

玄関を過ごしやすい空間にするだけでなく、おしゃれな空間にしたいと考えている方も少なくないでしょう。建物に入る最初の空間である玄関は、建物全体の印象を左右します★☆

空間づくりは、テイストに統一感をもたせることで、広々とした印象になります。玄関をおしゃれに仕上げるためのコツを4つ紹介します♪

 

開放感

玄関に開放感をもたせたい場合、吹き抜けの利用は有効な方法です。吹き抜けは、天井から床までの高い空間を利用することで、玄関全体を広々と感じさせます()

さらに、高い窓から自然光を取り入れるのにも適していて、明るく気持ちがいい空間にできます。夕方ごろまでは暗く感じることもないので、電気をつける必要もありません♪

また、少し難易度が高い方法ですが、吹き抜けでできた空間に観葉植物や壁面装飾を加えることで、玄関の雰囲気をガラリと変えられます。吹き抜けは、建物内部のデザインやインテリアが強調されるため、施した装飾が最大限に活かされるでしょう(∩´ `)

 

床や壁などの組み合わせ

玄関に開放感をもたせたい場合、吹き抜けの利用は有効な方法です。吹き抜けは、天井から床までの高い空間を利用することで、玄関全体を広々と感じさせます()

さらに、高い窓から自然光を取り入れるのにも適していて、明るく気持ちがいい空間にできます。夕方ごろまでは暗く感じることもないので、電気をつける必要もありません♪

また、少し難易度が高い方法ですが、吹き抜けでできた空間に観葉植物や壁面装飾を加えることで、玄関の雰囲気をガラリと変えられます。吹き抜けは、建物内部のデザインやインテリアが強調されるため、施した装飾が最大限に活かされるでしょう(∩´ `)

 

収納以外の機能性

最近ではコロナの影響を受けて、玄関周辺に手洗い場を設ける家庭も増えてきました。衛生面を考慮したスペースとなりますが、機能性、デザイン性も同時に高めましょう( ˊᵕˋ )

天然石やコンクリート調のカウンターを設けるほか、メタリック仕上げの蛇口を取り付けるなど、ちょっとした部分を変えるだけでもモダンで洗練されたデザインに大変身できます★

さらに、ほとんどの手洗い場にあるミラーは、空間を広々とみせる役割を果たします。壁に大きなミラーを取り付けるだけでもアクセントとなり、装飾として成り立つのです♪

 

家庭用と来客用の動線

家庭用と来客用で動線を変える方法もあります。玄関からリビングまでの動線を2WAYにすることで、それぞれの用途に対応できるのです( •̤•̤ )

帰宅後はまず手を洗い、その後コートをかける場合、玄関から洗面所に行ける動線が便利でしょう。反対に、先にコートをかけてから手を洗う人にとっては、玄関にウォークインクローゼットを設置し、リビングに行く動線が便利です☆

来客者にあまり生活感を見せたくないケースもあるので、散らかりがちなキッチンの横を避けた動線を検討できます。ただおしゃれにみせるだけでなく、生活のしやすさも視野に入れることが大切です♪

 

 

▼玄関の間取りに取り入れたいアイデア

これまでに、玄関の間取りのポイントやおしゃれにするコツをみていきました。それらを踏まえたうえで、ここからは玄関の間取りに取り入れたいアイデアを紹介します(⁎ᵕᴗᵕ⁎)

 

ベンチ

小さなお子さんや高齢者のいる家庭は、玄関にベンチがあると便利でしょう。靴の脱ぎ履きだけでなく、デイサービスや学校の送迎を待つ際にも活用できます。反対に、訪問者を待たせてしまった場合も同様です☆

さらに、ベンチの下のスペースを利用して、靴やアウトドア用品を収納することも可能です。その際、雑然としないよう、玄関のものを整理整頓するためのアイテムを用意しておきましょう♪

靴を履くときなど、意外とベンチの下に目がいくタイミングは少なくありません。細部にまで注意し、すっきりとした空間をつくることが求められます★

 

ホール階段

玄関からそのまま2階につながるホール階段は、リビング、ダイニングを占有することなく配置できるため、部屋の広さを最大限に活用できます。来客者がいる場合でも、そのまま2階に上がれるので、互いのプライバシーを確保できるのがメリットです♪

ホール階段の下のスペースを利用し、書斎や座席などを配置し、居心地のいい空間に変えられます。比較的自分好みの空間が実現しやすく、とても人気があります(˃̵ᴗ˂̵)و !

 

インテリアとの調和

玄関は家全体の印象を左右するため、デザインやインテリアが重要となります。玄関だけ違和感にならないよう、家の内部のデザインと調和していることが大切です♪

具体的には、家全体の色味に合わせるか、あえてコントラストをもたせるのも有効です。一般的に、玄関は明るい色調が好まれ、温かみのある色や中立的な色が使われます★

さらに、鏡や絵画、観葉植物など、アクセントとなるものを置くことで、個性的な空間となります。あまりものは多すぎず、シンプルに仕上げるのがポイントです( •̀ω•́)

 

住まいの中と外をつなぐ玄関デザインの次は、外観をおしゃれにするコツをご紹介します。こちらの外観のテイスト別特徴から決め方まで、こちらの記事で詳しくご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。

 

 
▼まとめ

「理想の玄関のイメージはあるけど、どうしたらいいかわからない」「デザインや間取りも一緒に決めたい」という方は、グランレブリーにご相談ください。自由度の効く家づくりを実現します♪

玄関のイメージが固まっていなくても気軽に相談ください。無料の個別相談のほか、実物のモデルハウスの見学も可能です。見るだけ、聞くだけでも問題ないので、ぜひお問い合わせください٩(。•ω<。)!


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